今回開業を決めてからとにかく出会う人には恵まれてると感じる。いろんな方たちの協力と励ましでここまで来ることができたと思う。本当に感謝、感謝だ。皆さんが口を揃えて言うことは「金のない奴から金はもらえねえ」だった。かっこいいねー。早く軌道に乗せて皆さんに恩返しをしたい。うちもこういうお店屋さんになりたい。なるんだ!
開店するのがとても楽しみ。もっとも夫は責任が重いのだろう。ワクワクよりも「どうしよう」のほうが強いようだ。
そして、何だかすごく謙虚なのだ。車の運転もかなりうまかったのに全然うまくないとのたまわる。横に乗っている私はどんなスピードでどんな道を走っても怖いと感じたことは一度もなかった。これはかなり上手い証拠だと思う。だってスピードは遅いのに怖いと思う車にも乗ったことがある。ただし、オートマになってからはちょっと怖いと思う時もある。かなり直前でブレーキを踏むこともあるので、子供たちも「ママのほうが運転うまい」と信じている。。
子供たちには無理をさせてしまった。
もともと公園が大好きなうちの子達だがこの2ヶ月はほとんど開店のための用事に連れまわしてしまった。でもふと「あのさー、バイク屋さんになったら頑張ってね」と言われたことがある。嬉しかったし頑張ろうと思った。
この間私の母も週に何回か世田谷から通って子守をしていてくれた。子供たちはいつもお土産を抱えてきてくれるばあばが来るのを楽しみにした。とうとうばあばのうちにお泊りまでしてしまった。初めてだ。あんなに「お泊りだけは・・」と不安そうだった上の子も泊まったら何でもなかったらしい。
この晩どうしても夫がお気に入りの居酒屋に私はいってみたくて気の進まない夫と夜遅くなってから行った。2人で飲みに行くなんていやー何年ぶり。結婚してから初めてだ。ウキウキ。でも夫の頭の中はお店のことばかりで気もそぞろ。あーあ。
夫の両親も何回か子守をしてくれた。いつもは父と仲良しな夫なのに開業のことではけんかばかり。けんか、というか父のいうことがいちいち癪に障るらしく電話は必ず怒って切る。見ていてハラハラするけど、父も自営業でやってきたから心配なんだと思う。でも、もともと仲良しだから大丈夫。
友達もたくさん手伝いに来てくれた。プレゼントが高価な工具だったりもした。有難いね〜。私の友人たちも続々とお店を訪れお祝いを置いていってくれた。嬉しいな。
自分が事業を始めたときの話をしてくれた叔父やチラシを印刷するのに使えば、と紙をたくさんくれた叔父。本当にたくさんの人にお世話になった。これだけの皆さんが応援してくれたのも夫の人柄かな。家族でいる時はとにかく自分のペースを乱さないが友人のためには気を遣って動く。「8割冗談2割嘘」が彼のモットーらしいくへ理屈もこねまくるのだが時々ものすごいいいことを言うんだ、これが。これに騙されて結婚生活も続いてるのかもね。
私もそもそもお店屋さんになりたかった。でも1番は小料理屋。2番はかわいいものが売っているお店。3番が花屋さんだった。原チャリには10年以上乗っている。他の女の子よりはやや詳しいかな。中型も昨年教習所に通って取った。1時間だけオーバーで1発合格は女の子の中では優秀かしら?
でもバイクはあんまり知らないのだ。。かっこいいとかそんなのもよくわからないしなー。でもやるからには私もかっこよくなりたい。夫と同じレベルのことがしたい。がんばろうーっと。