ちょっと時期的に前後してしまうけど、Y's PIT にも個人的にもとても大切な存在である SYM についてのお話を。
SYMとの出会い
我が家にSYMのRV125JPがやってきたのは、2月の初めだったと思う。師匠のいるオートバイハウスに中古で置いてあったのを試乗させてもらい、すっかりとりこになった夫。これが始まりだった。
夫との購入を巡るバトル 〜無関心期
すっかり気に入ってしまった夫は、早速私を説得にかかってきた。しかし、彼の新し物好きは今に始まったわけではない。私は回避する方向に出た。
その頃の私は少々まいっていた。お金がない。家を1年前に買ったのですっからかんになったのだ。もちろんそのために貯めていたお金を使ったわけなので、満足なのだが余裕がない。習い事をしている友人がちょっぴりうらやましく思える。たまには外食もしたいしさ〜。100円ショップのじゃない化粧品も買いたいさ。洋服も素敵なのを値段気にせずに買ってみたい。そんな気分だったのに誰がウン十万もするバイクを買うのじゃ! なんで次から次へ買い換えようと思えるのかそれも謎である。私は1つの物を長く愛用するタイプなのだ。とにかく夫の話を聞かないように流したのだが、彼も諦めたようにみせかけまた攻撃してくる。「次の休みに試乗してみなよ、きっと気に入るから」。
次の休みは雨だった。が、やはり彼はしつこい!
2週間はそんなやりとりが続いただろうか。とうとう私は条件を出すことにした。とりあえず貸す。そして他に持っているバイクを売って返して頂戴、と。
納車の日。夫はかなりウキウキして乗って帰ってきた。早速私を後ろに乗せてみる。「どーだ、いいだろう」と言うが、あいにく小雨が降っているし子供はお留守番なので気が気でない。まあしばらくは機嫌よさそうだからいいか。
RV125JPとの生活 〜自慢のバイクへ
せっかく来た新しいバイク。そして、免許は取ったものの、まだ原チャリ以外にまともに乗ったことがなかったので、次の日曜日に5歳の娘を後ろに乗っけて買い物に行くことにした。なんとか乗りこなし、買い物を終えて乗って帰ろうとしたとき、知らないおじさんが近づいてきて「いいバイクだね〜」と話しかけてきた。いやびっくりした。てっきり「子供を乗せて危ない」とでもいわれるかと思ったのだ。おじさんが言うには「かっこいいし荷物がたくさん載って便利そうだしいいなー」とのことだった。
そらに「でも高いんだよね」と言うから、確か新車でも29万9000円だったと思ってそれを告げると、おじさんはびっくり! だって、おじさんの乗ってるバイクはスクーターの荷台にプラスチックの箱が付いているのだ。うちのベランダに置いてあるような・・・それでも合計で30万ちょっとだったというから私も驚いた。「え"ーその箱だって日替わり特価で買ったら980円で買えない?」とは言えなかったが本当に驚いた。そして、改めてこのバイクに興味を持つと共に、私にとってもすっかり自慢の一台になってしまったのだ。
そしてSYMの正規代理店へ
そんなこともあって、バイク屋を開く際には絶対 SYM を置きたいと二人で思った。
その後、店舗が決まったところで話が具体化され、SYM からとってもダンディーな社長さん(なんて書いてしまってすいません...)と若いSさんがやってきた。これがまたすごく楽しそうな雰囲気で賑やかなのだ。安心した。ものすごく前向きなパワーをもらえそうな気がした。そして、幸運にも町田市初の代理店になれることになった。本当にラッキーだった。
次回は、流れに戻ってついに退職金が下りたところ、から。
【写真】オープンのお祝いに、サンヤン・ジャパン様から頂いたパキラ(何と!社長様直々に持ってきていただいた代物なのです)。
みなさん同様、とっても元気でオイルやガソリン臭にも負けず(?)に育ってます。ジツは商談をまとめる影の立て役者かも!? |
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